胃薬が必要になったら:アメリカの市販薬

アメリカでもし...

旅行中に胃の調子が悪くなることってありますよね。慣れない環境と食べ物、そして「旅行中だから」とつい食べすぎたり飲み過ぎたりしてしまうものです。

一番良いのは日本から飲み慣れているお薬を持ってくることです。でも忘れてしまったら?

アメリカの市販の胃薬の種類

アメリカの市販の胃薬には何種類かあります。メジャーなのはアンタシッド(Antacids)とヒスタミン・ブロッカー(Histamine Blockers)とプロトン・パンプ・インヒビター(Proton Pump Inhibitors)です。

↑覚える必要はありません😊

どの種類も胃酸を減らすかブロックして症状を緩和してくれますが、それぞれ働き方が違うので症状によって使い分けるとよいでしょう。

こちらが↓主なお薬の表になります。

種類お薬の商品名
アンタアシッド(Antacids)メイロックス(Maalox)タムズ(Tums)マイランタ(Mylanta)
ヒスタミン・ブロッカー(Histamine Blockers)ペプシッド(Pepcid)
プロトン・パンプ・インヒビター(PPI)プライロセック(Prilosec)、ネクシウム(Nexium)、プロトニックス(Protonix)、プレヴァシッド(Prevacid)

簡単に言うと、胃酸を中和したく、即効性を求めるならアンタアシッド。胃酸の分泌を和らげたいならヒスタミン・ブロッカーということになります。

アンタアシッド

中でもTumsはポピュラーでラムネのようなものをゆっくり噛んで服用します。持ち運びにも便利です。

ヒスタミン・ブロッカー

ヒスタミン・ブロッカーはH2ブロッカーとも呼ばれていて、日本ではガスター10やファモチジンなどがこの種類です。

アンタアシッドのような即効性はありませんが、軽い胃もたれが続くようならこれを服用してみてもよいでしょう。

プロトンポンプ阻害薬 (PPI)

H2ブロッカーでも効果がない場合はPPIを試してみてもいいですが、医師との相談なしに長期的に服用するのはお勧めしません。

FDAによると「市販のPPIは14日以上飲まないこと」とされています。そして「一年に3回以上服用しないこと」だそうです。 2、3日しても症状が改善されない場合は医師の診察を受けましょう。

PPI も即効性はありませんが、効き目が強くて一日一錠の服用です。朝の空腹時に服用し、少なくとも30分は飲食を避けましょう。

まとめ

マイルドな症状の場合はアンタアシッドで大丈夫でしょう。でも効き目が短めです。

ヒスタミン・ブロッカーは即効性はありませんが、効き目は12時間。日本のガスター10やファモチジンと同じ種類です。

PPI も即効性はありません。ヒスタミン・ブロッカーでも症状が良くならない場合に服用する人が多いです。

注)効果や副作用には個人差があります。特に持病やお薬のアレルギーをお持ちの方(心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺、緑内障、前立腺、腎臓や乾燥に問題のある方)そして妊婦さんや授乳中の方は服用前に必ず主治医にご相談ください。

*お薬の詳細や注意事項は各ウェブサイトでご確認ください。

このサイトは情報提供のみを目的としています。診断、治療または医学的なアドバイスが必要な方は医師やその他の医療専門家にご相談ください。

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