個人旅行で行くアンテロープキャニオン

ペイジ

アリゾナ観光といえば、アンテロープキャニオンも見逃せません。ペイジという街にあるので、ホースシューベンドと一緒に見ておきたいスポットです。

アンテロープキャニオンとは

アンテロープキャニオンはレイクパウエルへの水の流れが刻んだ峡谷。岩壁にもそのきれいな水流の跡が見られます。アリゾナでは雨の後に高い所から低い所へ流れる鉄砲水が多く、アンテロープキャニオンもその鉄砲水によって浸食された砂岩です。

アンテロープキャニオンはナバホ族の土地にあるので、個人で行く場合でも現地のツアーに申し込まなければ入って行くことはできません。また、鉄砲水の危険がある場合はキャンセルされてしまいます。

現地のツアーは事前にオンラインで予約することをお勧めします。「当日でも入れる場合もある」というのをどこかて読んだのですが、 私が行った日はとても混んでいました。ネイティブインディアンのツアーガイドの方によると、水曜日と木曜日は観光バスがたくさん来る日だそうです。個人で行くのなら他の日に行った方が良いかも。

アンテロープキャニオンはアッパー(Upper)とロウアー(Lower)があり、少し違うので両方行くのが理想的。もし時間などの関係で一つしかいけない場合は、個人的にロウアーをお勧めします。

ロウアー・アンテロープキャニオン

私は Ken’s Tours のサイトから予約しました。これはペイジ出身のローカルの人からのお勧めだったのですがよかったです。入場料は1人40ドル。

本当は日光の光線が上から差し込む時間のお昼頃がベストと言われていますが、私は3時10分のツアーに参加しました。ページに遅めに着き、ホースシューベンドに行ってからだったので。

太陽の光線が谷底に届く幻想的な空間

「予約の時間よりも早めに来るように」ということだったので3時前には着いていたのですが、受付でチェックインした時には40分待ちだと言われました。駐車場は広かったので停める場所を探す心配はありませんでした。

トイレは外にありますが、あまりきれいではありません。待っている所は室内で、飲み物なんかは売っていましたが、テーブルと椅子がいくつかあるだけでした。

そしてグループが呼ばれたら入り口まで歩いて行きます。現地のネイティブインディアンのガイドさんが案内してくれます。やっと入れる!と思いきや、入り口でまた行列。

結局実際中に入れたのは4時半過ぎでした。なので時間は余裕を持って計画を立てた方が良いと思います。ロウアーは階段を降りて行くので、歩きやすい靴もお勧めです。どこを見回してもたくさんの人だらけで混んでいたのですが、アッパーはもっと混んでいるとのこと。

さっそく入り口まで辿り着くと、階段を降りて行きます。そして上を見上げるとすぐにこんな景色が見られます。

ほとんどのガイドさんは写真を撮る絶好のスポットや角度などを知っているので教えてくれたり、 iPhone だと撮ってくれたりします。

中ではグループごとに歩いて行きます。風が強いと上から砂が降ってくるのでコンタクトなどをしている人は気をつけましょう。

本当に幻想的な景色です。1時間くらい歩いたでしょうか。写真を撮るのに一生懸命になりがちですが、肉眼でちゃんと景色を楽しむのも忘れないようにしましょう。

思ったよりも人が多くてびっくりでしたが、絶対に行ってよかったと思えるところです。アッパーへは次の日の朝に行って来ました。

アッパー・アンテロープキャニオン

アッパー・アンテロープキャニオンのツアーも前もってウェブサイトから予約しておきました。アッパーは集合場所が1つではないので、個人で行く場合は注意が必要です。私たちは知らなくて間違った方に行ってしまって、集合場所に着くのが遅れてしまいました。

ロウアー・アンテロープキャニオンは思ったよりも混んでいてびっくりしたのですが、アッパーはそれにも増して混んでいます。

集合場所からはグループに分かれて車に乗って入り口まで行きます。私たちの乗った車は普通のバンだったので大丈夫でしたが、ジープや他のツアー用の車だとオープンなので砂ぼこりと風で大変そうでした。マスクやサングラスを持参した方が良いです。

入り口までは10分くらいで着きます。

アッパー・アンテロープキャニオンの入り口

とにかく人がいっぱい。これは入り口のところで前のグループが写真を撮っている様子。前のグループがいなくなってから写真を撮って入っていこうとすると、次のグループがもう到着していました。

アッパーもとっても美しい景色。ゆっくり楽しみたいところですが、「はい、写真を撮ったらどんどん進んでー」ってな形で次のグループに押されて進んで行きます。

感動的な壁のうねりの写真!を撮ろうとしましたが前のグループの人の足が写ってしまいます。前のグループに加えて、アッパー・アンテロープキャニオンは最後まで行ったら同じ道を引き返して入り口まで戻って行くので、引き返してくるグループも向こうから歩いて来ます。

私は途中で写真を撮るのを諦めて、肉眼で景色を楽しむことにしました。本当にきれいなイメージを頭の中にしまっておきます。

ツアーは1時間くらい歩いてから引き返して来ますが、戻る時は写真などは撮らずにただ歩いて帰って行くように言われるので、数分で入り口までたどり着きます。

アンテロープキャニオンは絶対に一度は見ておきたい景色です!

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