スコッツデールにある日本食レストラン、Shinbay に行って来ました。シェフは日本人の方のようなので発見した時はとてもうれしかったです。アリゾナには美味しい日本食レストランがまだ少ないんです。
予約
ここは予約要。メニューは全ておまかせで、ディナーのみ。一人$185で(2021年5月現在)飲み物は含まれていません。予約はオープンテーブル(Open Table)からできます。ShinbayのサイトからOnline Reservation をクリックするか、直接電話しても良いみたいです。
ディナーはだいたい2時間くらいで、5時45分からと8時からの2回。席は数席、カウンターのみなので早めに予約しておくことをお勧めします。私達が行ったのは8時からの予約だったのですが、私達2人ともうひとカップルだけだったので静かに落ち着いて食事を楽しむことができました。ちなみに5時45分の方達は3組で7人だったようです。
小さい駐車場があるものの、前の組がまだ食事をしていたので満車でした。なので路上で空いているスポットを見つけてレストランまで歩いて行きました。
メニュー
メニューはおまかせです。飲み物は日本酒、ワイン、ビールなどから選ぶことができます。私達は取り合えずビールを頼みました。柑橘系のアクセントなど特徴のあるビールが多くて、食べ物と合うように選んであるとは思うのですが、私達は一番無難そうなのを選びました。
そしてメニューはカウンターに置いてあるスクリーンで確認することができます。
ディナー
とても静かなのでゆっくり食事を楽しむことができます。目の前で作ってくれるのと、一品ずつ簡単な説明もしてくれます。
Trio of Salads
和食が恋しくなっていたので本当にうれしいです。一番左がグリーンビーンズとしめじの胡麻和え。真ん中がきんぴらごぼうで右がハウスメイドのお豆腐です。味は濃いめです。私が普段薄味なのもありますが、アメリカ人は濃い味を好むのでしょうがないですね。お醤油も自家製だと言っていましたが塩気が強めです。
お皿が欠けていたのが残念。多少のことは気にしないタイプですが、安い食事じゃないのでちょっと気になりました。
Sashimi Salad
ヒラメのお刺身!お刺身はかなり久しぶりだったのでうれしい。グレープフルーツとの意外な組み合わせでした。ポン酢がかかっています。
Seafood Bites
シーフードバイツはクラゲ、マス、ずわい蟹、タコ、ブルーシュリンプ、熊本のカキ、イサキと野菜。メニューを読むと豪華です。おいしいものもあったけれど総合的に味が合わない感じでした。
Warm Dish
茶碗蒸し。エビといくらなどで特別な感じです。ただ具材の組み合わせがちょっと残念。茶碗蒸し自体はおいしいのに他の具材の存在感が大きすぎて負けてしまいます。
Sashimi Selection
アジ、イサキ、ウニとミル貝のお刺身。アジがおいしかったです。一緒にいたカップルはウニに苦戦してました。ここでビールをもう一つ頼んだのですが、同じグラスに、しかもテーブルに置いたまま注いでいたのでほとんど泡でした。
Nigiri Selection
握りずしはカスゴ鯛、コハダゴ鯛、コハダ、サヨリ、イサキ、イトヨリ、マナガツオ、カマス、金目鯛、ノドグロとトロ。お魚は全部日本からだと言っていました。
ポン酢と醤油がほぼ交互に塗られて出てきます。高級魚などもあるし、ポン酢と醤油も自家製でそれ自体はおいしいものの、タレの味が勝って全部同じような味になって勿体無かったです。そしてディナーの最初から白身魚が続くので飽きてきます。最後のトロはうれしかったっです。
Desert
最後はモナカにあんこがのっているデザート。上の白いのは卵の白身のクリームとライムジュースのジェリー。それに抹茶の粉がかかっています。このライムのジュースは味が強過ぎで、クリームも多すぎ。全体の食感が悪く、とても食べにくいのも残念でした。
感想
今回は期待が大き過ぎたのか少しがっかりしてしまいました。決して悪くはなかったものの、値段と比べると(バリュー的に)「また行きたい!」と思える食べ物とサービスではありませんでした。でもアリゾナに日本食レストランが増えてきているのはとてもうれしいこと。日本食も含め、おいしいアジア料理のレストランがもっと来てくれることを願います。
アリゾナの日本食レストラン
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