メサベルデ国立公園(Mesa Verde National Park)は、コロラド州南西部に位置する世界遺産で、先住民アナサジ(アナセストラル・プエブロ人)が約600年以上にわたり暮らしていた場所です。断崖に造られた「クリフ・パレス」や「スプリュース・ツリー・ハウス」といった住居跡は、その保存状態と規模の大きさで知られています。アメリカでも珍しく、自然と歴史の両方を体感できる国立公園であり、考古学的な価値の高さから1978年にユネスコ世界遺産に登録されました。
公園の入場ゲートはマンコスの町に近く、ドゥランゴから車で約40分ほど。園内は標高が高いため、夏でも朝晩は涼しく、冬は積雪で一部エリアが閉鎖されることもあります。訪問のベストシーズンは春から秋にかけて。
特におすすめの方
- 古代遺跡や文化史に興味がある人
- ロードトリップで「宿泊+観光」をゆったり組みたい人
- 公園内での朝夕の静けさや星空を楽しみたい人
- ハイキングは少なめ、でも見どころは押さえたい人
| 時間 | 予定 |
|---|---|
| 1日目 午前 | 1日目 午前|フェニックス出発 → ファーミントン泊 |
| 1日目 夜 | ファーミントンで軽食・早め就寝 |
| 2日目終日 | ファーミントン → ドゥランゴ(街歩き、温泉、ハイキング、ショッピング、ブルワリー、夕食) |
| 3日目午前 | ドゥランゴ出発 → メサベルデ到着 |
| 3日目夕方 | メサベルデ国立公園内ロッジ(例:Far View Lodge等)チェックイン、サンセット観賞 |
| 4日目終日 | メサベルデ国立公園観光 |
| 5日目 | ホルブルックへ移動(1泊) |
| 6日目 | ホルブルック出発 → フェニックス帰着 |
1日目:ファーミントンへ移動
まず、旅の最初の目的地はニューメキシコ州の ファーミントン(Farmington)。フェニックスからは車で約6時間ほどの距離にあり、メサベルデ国立公園へ向かう中継地点としても便利な町です。
私たちは朝早くに出発し、北上ルートを選びました。ドライブは長時間になりますが、途中の景色は変化に富んでいて退屈しません。
ファーミントンは小さな町ですが、ガソリンや食料の補給ができるスポットが多く、ロードトリップの休憩地として最適。ちなみに、モニュメントバレーからサンタフェのロードトリップの時もここで休憩しました。
この日は移動がメインだったので、ホテルにチェックインした後はシンプルに夕食を済ませ、翌日のドゥランゴ観光に備えて早めに休みました。
泊まったホテル:タウンプレイス・スイーツ・ファーミントン
レストラン:Three Rivers
2日目:ドゥランゴ観光と温泉でリラックス

翌日は私のお気に入りの町、コロラド州の ドゥランゴ(Durango) へ。
ドゥランゴのブルワリーでランチ
まずは街の中心にある老舗ブルワリー、Carver Brewing Company でランチ。地元のクラフトビールを味わいながら、新鮮なサンドイッチやサラダを楽しめます。観光客だけでなくローカルの人たちにも愛されているお店なので、雰囲気もとても居心地が良いです。



ドゥランゴでハイキング
そしてランチの後は軽くハイキングへ。ドゥランゴ周辺には手軽に歩けるトレイルが点在していて、短時間でもコロラドの自然を感じられるのが魅力。特に夏場は高原の爽やかな空気の中で歩くのが気持ちよく、ちょっとした散策にぴったりです。

その後は レジデンス・イン(Residence Inn by Marriott Durango) にチェックイン。広々とした客室でくつろげるしキッチン付き。そして犬もOKなので結構利用します。朝食付きなのも、朝の時間セーブになるので、ロードトリップ中の滞在にはおすすめです。荷物を置いて一息ついたら、次は楽しみにしていた温泉へ。
ドゥランゴの温泉
ドゥランゴにはいくつか温泉がありますが、私たちが選んだのは Durango Hot Springs。豊かな自然に囲まれた露天プールからは山々の景色を眺められ、疲れた体をしっかり癒してくれます。食べ物、飲み物、ライブミュージックなどもあり、日本の温泉の「ゆったり」とは違い、「楽しい」感じですね。水筒に飲み水を入れてもっていくと便利です。
ドゥランゴのステーキハウス
そして夕飯は地元で評判のステーキハウス Ore House へ。お誕生日だったので少し贅沢。観光客だけでなく地元の人々にも人気があるので、事前に予約しておいた方がよいでしょう。


こうして2日目は、クラフトビール、自然、温泉、美味しいディナーと、ドゥランゴの魅力を存分に満喫しました。
3日目:メサベルデ国立公園で先住民文化と自然を満喫

3日目は、いよいよ メサベルデ国立公園(Mesa Verde National Park) へ。ユネスコの世界遺産にも登録されているこの公園は、アナサジ族(Ancestral Puebloans)が築いた断崖の住居が有名です。
私たちは公園内にある Far View Lodgeに滞在。朝から移動せずに観光できるのは、朝の静かな時間帯に断崖住居を巡るのにぴったりです。
ガイドツアーに参加して内部を見学すると、保存状態の良い住居や食料庫、石積みの技術などを詳しく学べます。事前予約が必要なので、訪れる際は公式サイトでチェックしてください。アドベンチャー要素のあるハシゴや狭い通路を通るため、動きやすい服装と靴が必須です。
公園内には舗装道路が整備されていて、展望ポイントをつなぎながら車で移動できるのが魅力です。途中で車を止めて短いハイキングをするだけでも、歴史と自然の両方を味わえます。




ちなみに、この日の昼食は、公園内のカフェで済ませました。普通のカフェテリアの食べ物ですが、公園内から出るより時間が短縮できるので便利。


そしてディナーは車で マンコス(Mancos) という小さな町に行ってきました。マンコスブルワリーがおすすめ。




夜は公園内の宿泊施設でゆっくり休んで、翌日のハイキングに備えます。
4日目:メサベルデ国立公園でハイキングと絶景ドライブ
メサベルデ国立公園滞在2日目は、朝から ハイキングとドライブ観光 を楽しみました。
トレイルを歩くと、断崖住居を間近に見ながら歩くことができます。そして途中では先住民が刻んだペトログリフ(岩絵)にも出会えます。(ビジターセンターでトレイルの地図をもらうことができます。)






そしてこの日の締めくくりは、公園内の宿泊施設「ファービュー・ロッジ(Far View Lodge)」にある Metate Room Restaurant でのディナー。ここでは地元産の食材を使った創作料理とともに、窓の外に広がる絶景を眺めながらゆったりと食事を楽しみました。観光の疲れを癒やすのに最適なひとときでした。




5日目:Cortez から Holbrook へ
5日目の朝はCortezで朝ご飯。特に期待もせずに立ち寄った Blondie’s Trophy Room は思いがけず美味しくて大満足。旅の途中でこういうサプライズがあると、より一層楽しくなります。


そしてそのまま車を走らせてHolbrookへ向かいます。ここではいつもの La Quinta にチェックイン。ここは私たちにとって定番の宿。夕食もまたお決まりのコースで、Mesa Italiana Restaurant へ。変わらない安心感のある味に、旅の終盤をゆっくりと締めくくることができました。
6日目:ホルブルックから帰路へ
旅もいよいよ最終日。朝は宿泊したLa Quintaの朝食で軽く腹ごしらえをしてから出発です。このホテルは高速道路の近くにあり、すぐそばにガソリンスタンドがあります。そのため、帰路につく前に満タンにしておくと安心。長いロードトリップの最後を締めくくる準備を整えたら、そのまま家へと向かいます。
今回の旅では、自然、歴史、食をバランスよく楽しみ、忘れられない思い出をつくることができました。
メサベルデ国立公園(Mesa Verde)滞在記のまとめ
今回のメサベルデ国立公園を中心とした日間の旅は、アメリカ南西部の自然や歴史、そして食の魅力をたっぷりと堪能できるものでした。古代プエブロ族の暮らしを垣間見る遺跡群に感動。そして美味しい地元料理やブルワリー、温泉での癒やしと、毎日が新しい発見の連続でした。
このエリアは国立公園をじっくり楽しみたい方はもちろん、ロードトリップやグルメ、そしてゆったりとした滞在を組み合わせたい方にもおすすめです。旅程のモデルコースとしてぜひ参考にしてみてください。
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